予算を登録すると、予実差異を自動で分析します。予実管理を行っているお客様には、予算データの登録をお勧めします。
予算管理を行っていないお客様でも、後述の予算ナビ機能で、自動かつ簡単に予算を作成することが可能です。
予算設定をスキップする場合、会計データ連携設定画面でスキップをクリックしてください。予算を作成しない場合、利用開始前年度の仕訳データを取り込むことで対前年比の自動分析が可能です。
本パートで必要なファイル
- 予算CSV(CSVをインポートする場合)
設定手順
予算の登録方法は次の3つの方法があります。
- 予算ナビで自動作成
- 予算データをCSVファイルからインポート
- 画面からテーブル入力
1. 予算ナビで自動作成
予算ナビでは前年実績を利用し、自動で予算を作成することが可能です。
変更対象の年度を選択し、[予算ナビで自動作成する]をクリックします。
予算ナビでは次の手順に沿って設定を行います。
- Step1 前年実績を連携する
- Step2 目標を入力する
- Step3 結果を確認・修正する
Step1 前年実績を連携する
設定方法は次の3つの方法があります。
- 年間合計を入力する
- 月別で入力する
- 仕訳データから連携する
前年度の仕訳データが会計ソフトにある場合、「3. 仕訳データから連携する」で設定することをお勧めします。お試し登録など設定を簡略化したい場合は、「1. 年間合計を入力する」で設定することをお勧めします。
1. 年間合計を入力する
売上の金額を入力し、[登録]をクリックします。
同様に営業利益の金額を入力し、[登録]をクリックします。
費用の金額が自動で計算されます。
費用の内訳金額(売上原価の金額または販管費の金額)を計算しない場合、[前年実績の登録を完了しStep2へ進む]をクリックします。
費用の内訳金額(売上原価の金額または販管費の金額)を計算する場合、売上原価の金額または販管費の金額を入力し、[登録]をクリックします。その後、[前年実績の登録を完了しStep2へ進む]をクリックします。
どちらの場合でも、[前年実績の登録を完了しStep2へ進む]をクリックすることでStep2へ自動で遷移します。
2.月別で入力する
売上の金額を月別に入力し、[登録]をクリックします。
同様に営業利益の金額を月別に入力し、[登録]をクリックします。
費用の金額が自動で計算されます。
費用の内訳金額(売上原価の金額または販管費の金額)を計算しない場合、[前年実績の登録を完了しStep2へ進む]をクリックします。
費用の内訳金額(売上原価の金額または販管費の金額)を計算する場合、売上原価の金額または販管費の金額を月別で入力し、[登録]をクリックします。その後、[前年実績の登録を完了しStep2へ進む]をクリックします。
どちらの場合でも、[前年実績の登録を完了しStep2へ進む]をクリックすることでStep2へ自動で遷移します。
3.仕訳データから連携する
仕訳データから連携する場合、予算設定を一度スキップし先に前年度データを連携します。
[前年実績データを連携する]をクリックすると、会計データ連携設定へ遷移します。
以降は以下の順で設定します。
- 05 KPI利用設定、06 非会計データ設定をスキップ
- 07 仕訳取込設定:利用前年度の実績データを連携
- 04 予算設定:当年の予算データを前年実績から作成
- 05 KPI利用設定
- 06 非会計データ設定
- 07 仕訳取込設定:当年の実績データを連携
Step2 目標を入力する
「Step2 目標を入力する」では、Step1で入力した前年実績に対する伸長率を入力します。Step 2で入力した伸長率を元に(前年実績)×(伸長率)で予算が自動で計算されます。
売上の伸長率を入力し、[登録]をクリックします。
同様に営業利益の伸長率を入力し、[登録]をクリックします。
Step1で費用の内訳金額を入力していない場合、[目標の登録を完了しStep3へ進む]をクリックします。
Step1で費用の内訳金額を入力した場合、売上原価の伸長率または販管費の伸長率を入力し、[登録]をクリックします。その後、[目標の登録を完了しStep3へ進む]をクリックします。Step3へ自動で遷移します。
どちらの場合でも、[目標の登録を完了しStep3へ進む]をクリックすることでStep3へ自動で遷移します。
Step3 結果を確認・修正する
「Step3 結果を確認・修正する」では、予算ナビで自動作成された予算の確認・修正が可能です。
修正方法は後述の「予算データをCSVファイルからインポートする」、「画面からテーブル入力する」を参照してください。
予算データをCSVファイルからインポートする場合
変更対象の年度を選択し、[CSVをインポートする]をクリックします。
[金額単位]を選択します。作成済の予算が千円単位の場合は、金額単位に千円を選択します。
[アップデート用CSVをダウンロード]をクリックします。
ダウンロードしたファイルをExcelで開きます。CSVファイルの一行目は、タイトル行になっています。現行お客様で作成されている予算ファイルを、ダウンロード済みのフォーマットに合うように加工します。
カラム名 |
必須 |
説明 |
YEAR |
◯ |
年度を表示。 |
AC_CODE |
◯ |
ユーザー科目コード(お客様の会計ソフトで利用している勘定科目コード)を設定。 |
AC_NAME |
|
ユーザー科目名(お客様の会計ソフトで利用している勘定科目名)を設定。 |
MONTH_N |
◯ |
第N会計月の予算を入力。 例えば、決算期が3月(会計期間:4/1〜3/31)の場合、MONTH_1は4月を、MONTH_4は7月を意味する。 |
加工したCSVファイルを、画面の指示に従いアップロードし、[CSV取込実行]をクリックします。
予算が正常にインポートされ、画面上に正しく表示されていることを確認します。取込結果を確認後、[戻る]をクリックし会計データ連携設定画面に戻ります。
画面からテーブル入力する
変更対象の年度を選択し、[テーブルに入力する]をクリックします。
金額単位を選択し、[表示]をクリックします。
ユーザー科目単位で予算を入力します。予算入力後、[保存]をクリックします。
予算が正常に登録され、画面上に正しく表示されていることを確認します。
入力結果を確認後、[戻る]をクリックし会計データ連携設定画面に戻ります。
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